DO101

Introduction to OpenShift Applications

概要

コースの説明

OpenShift アプリケーションのビルド、デプロイ、スケーリング、およびトラブルシューティングのための開発者向け入門コース

Red Hat® OpenShift® Container Platform は、コンテナ化されたアプリケーション・プラットフォームで、オンプレミスやクラウドでのアプリケーションの開発、提供、デプロイの迅速化と最適化を可能にします。OpenShift と Kubernetes が広く導入されるようになり、開発者には、コンテナ化されたアプリケーション・プラットフォームでアプリケーションを開発、ビルド、デプロイする方法を理解することがますます求められています。基礎となるインフラストラクチャの管理に興味を持っている開発者もいますが、ほとんどの開発者の関心の的は、アプリケーションを開発することと、OpenShift を使ってアプリケーションのビルド、デプロイ、スケーリング機能をシンプルにすることです。

コースの修了後、仮想環境を含むすべてのコースについて、ハンズオンラボへの 45 日間の延長アクセス権が付与されます。

注:このコースは、2 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、右側のメニューでお住まいの地域を選択して「詳細はこちら」をクリックしてください。

学習内容サマリー

  • Git を使用したアプリケーション・ソースコードの管理
  • VSCode を使用したアプリケーション開発
  • OpenShift へのアプリケーションのデプロイ
  • アプリケーションの更新
  • アプリケーション・シークレットの設定
  • アプリケーションのスケーリング
  • アプリケーションのトラブルシューティングと修正

コース対象者

このコースは、事前知識が少なくても OpenShift 開発を習得できる入門コースです。多くの開発者は、OpenShift の数々のメリットについて耳にしたことがあり、自分の組織での活用方法を模索しています。ところが、低レベルのボトムアップ指向のアプローチで OpenShift を取り扱うために必要なスキルや関心が不足しており、ほとんどの開発者は、アプリケーションをよりすばやく簡単に作成してデプロイする方法を見出すことに注力しています。基礎となる OpenShift インフラストラクチャについて深く知りたいと考え、RHCSA レベルの高いスキルを有する場合は、まず Red Hat OpenShift I: Containers & Kubernetes (DO180) の受講を推奨します。

推奨トレーニング

受講者は、アプリケーション開発とオブジェクト指向のプログラミングに習熟していることが必要です。知識が不足している場合は、先に Red Hat Application Development I: Programming in Java EE (AD183) を受講することをお勧めします。

技術要件

  • このコースは、受講者自身のデバイスを使用して行うトレーニングです。
  • ソフトウェアをデバイスに自分でインストールできる必要があります。
  • インターネット接続が必要です。

学習内容

学習内容

クラウドアプリケーション開発者環境の設定
最新の統合開発者環境とバージョン管理を使用する開発者環境を設定します。
Red Hat OpenShift Container Platform へのアプリケーションのデプロイ
OpenShift にアプリケーションをデプロイします。
OpenShift でのアプリケーションビルドの設定
Red Hat OpenShift Container Platform でアプリケーションビルドを管理します。
OpenShift でのアプリケーションのスケーリング
Red Hat OpenShift Container Platform でアプリケーションをスケーリングし、テストします。
OpenShift でのアプリケーションのトラブルシューティング
Red Hat OpenShift Container Platform でよくある問題を特定し、解決します。
注:学習内容は、テクノロジーの進歩や対象業務の性質の変化に伴って変更されることがあります。具体的な学習内容やトピックについてご不明な点がある場合は、トレーニング・スペシャリストにお問い合わせください。

成果

組織にとっての効果

Kubernetes および OpenShift と連携させたコンテナベースのアーキテクチャの活用方法を開発者が習得すると、その組織のアプリケーションの信頼性とスケーラビリティが向上するとともに、開発者のオーバーヘッド削減も期待できます。

このコースはお客様にメリットをもたらすように作られていますが、個々の会社やインフラストラクチャの特徴は異なるため、実際に得られる利点には差異が生じることがあります。

個人にとっての効果

このコースの受講者は、OpenShift 4 クラスタでのアプリケーションのデプロイと更新を習得でき、OpenShift 4 Web コンソールを使用してアプリケーションをビルド、デプロイ、トラブルシューティング、およびスケーリングできるようになります。

推奨される次のコースまたは試験

Red Hat ラーニングサブスクリプションをご利用いただくと、このコースを受講できるほか、オンラインの学習リソースをオンデマンドで無制限に通年利用できます。